Wim Crouwel展@limArt

Wim Crouwelはオランダおよび欧州のグラフィックデザイン史において最も重要なデザイナーのひとりと言っても過言ではありません。グラフィックデザインを通じ、社会におけるグラフィックデザインの持つ可能性を切り開いてきた作品群は、現代においても輝きを持ち、常に新しい価値観を提案してくれています。コンピューターの台頭をきっかけに、これから必要性を予見して生み出された[New Alphabet]や文字と単純な図形のみで構成されたStedelijk Museumのポスターや印刷物。いずれも、「認識性」「情報としての有用性」と「デザイン」との境目を探るような実験的な作品で、その姿勢は彼の生み出したデザイン全てに貫かれています。
社会において重要な役割を担ったラフィックデザインとして、本展ではWim Crouwelの60年代の作品を紹介、彼が中心となって立ち上げたデザインチームTotal Designの以前と以後、2部構成の展覧会です。

会場:リムアート 150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-10-3 03-3713-8670
会期:2012年1月6日~2012年2月5日まで 月曜休み
URL: www.limart.net

展示構成:
第1部 1月6日~19日まで、Total Design設立前に制作されたオリジナルのポスター26作品
第2部 1月20日~2月5日まで、Total Design設立以後にデザインされたオリジナルのポスター26作品
会期中、1960年代に発行された[New Alphabet]の再版を会場で販売(部数限定)。
また、展示に合わせて、田中義久(グラフィックデザイナー)とsemitransparentdesignによる、 Wim Crouwelがデザインしたフォント[Stedelijk]を使用した、モニターで生成されるDigital Clockを展示。出品されているオリジナルポスターも全て販売いたします。

協賛:オランダ大使館
協力:Warren Lee(NL Graphic Design) , David Quay

limArt/リムアート公式サイト

「杉浦康平グラフィズムとその表現技法」特別公開講演〈ノイズから生まれる〉

平成23年度 武蔵野美術大学共同研究
「杉浦康平グラフィズムとその表現技法」
特別公開講演〈ノイズから生まれる〉

日時:2012年1月16日(月)16:30より(15分前より開場予定)
会場:武蔵野美術大学 美術館ホール(東京都小平市小川町1ー736)
主催:「杉浦康平グラフィズムとその表現技法」共同研究チーム(代表 長澤忠徳/デザ
イン情報学科)
協力:武蔵野美術大学 美術館・図書館
問い合わせ:デザイン情報学科研究室(助手 山下亮) 電話:042-342-6801
※公開聴講制/予約は受け付けておりません。

最新情報は公式ウェブサイトでご確認ください。

杉浦康平・脈動する本 デザインの手法と哲学

1950年代後半に,建築を学んだ異色のグラフィックデザイナーとして登場して以来,デザイン界に新たな領域を開拓してきた杉浦康平。当初から非広告系のビジュアルコミュニケーション・デザインを本格的に追究し,ポスター,雑誌,レコードジャケット,展覧会カタログなど,文化的な活動に始まり,70年代から主軸となったブックデザインで,数々のすばらしい視覚体験を見る者にもたらしてきた。さらに,80年代からはアジアの図像研究にめざましい成果を残し,アジア固有の世界観をデザイン作品にも反映させている。本展は,とりわけ心血を注いできたブックデザインを中心に,ダイアグラムや自著など,初期の頃から現在にいたるまでの代表作を約1000点展示し,杉浦の全体像を浮き彫りにする日本初の試み。数々の作品を独自の手法や思考法をテーマごとに体系化した展示構成とその手法や思考を読み解くための映像作品は杉浦自らが特別に監修。会場全体が〈杉浦ワールド〉を顕現する作品となる。さらにギンザ・グラフィック・ギャラリーでも,2011年12月1日(木)-12月24日(土)まで「杉浦康平・マンダラ発光」展が行われ,杉浦の時流を超越する普遍的な造形理念と深い精神性を多元的に知ることができる。

[会期]
2011年10月21日(金)-12月17日(土)
10:00 -18:00(土曜,特別開館日は17: 00まで)
休館日:日曜・祝日
入場無料

[会場・問合せ先]
武蔵野美術大学美術館 展示室3
〒187- 8505
東京都小平市小川町1-736
Tel:042- 342- 6003

公式情報

TAKEO PAPER SHOW 2011 「本」

年に一度,特殊紙の竹尾ならではの多様な紙を用いた展示・空間演出を行い,紙の機能や可能性を探るイベント「竹尾ペーパーショウ」。今年は「本」の価値観を問い直すことをテーマに,4月の開催が予定されていたが,3月の大震災により延期。そのあり方を再検討した結果,大規模な会場を使った従来の形ではなく,竹尾見本帖本店を中心に,さまざまな書店やギャラリーをサテライト会場としてつなぎ,開催する。本企画の骨子となるのは,紙の本の可能性を拓く本『本ーTAKEO PAPER SHOW 2011』の刊行。そこには,78名の識者が選ぶ「本に対する考え」を託すことができる本と,本に関して綴ったエッセイなどが収録されている。会場では,識者が選んだ本が展示されるほか,規模に合わせて内容を変化させ,ウェブサイトとも連動。展示を「見る」だけではなく,参加・体験できるイベントとして,紙や本の新たな楽しみ方が期待できる。

[会期]
2011年10月20日(木)- 11月4日(金)
10:00 -19:00
(日曜・祝日は18:00まで)
会期中無休
入場無料

[会場・問合せ先]
メイン会場: 竹尾 見本帖本店2F
〒101- 0054
東京都千代田区神田錦町3-18 -3
Tel:03 - 3292- 3669

*サテライト会場は特設サイトにて発表
http://www.takeo.co.jp/site/event/papershow/2011.html

自由のためのデザイン,デザインにおける自由 ポーランドのグラフィックデザイン1981-2011

ポーランドが共産主義から民主主義国家へと発展するなかで,グラフィックデザインはいかなる変化を遂げたのか。本展は「芸術における表現の自由とは何か」を主題に,自由の限界,芸術と社会との依存性,真実の定義といった社会問題を背景に生まれたグラフィックデザインを振り返る初の試み。共産主義時代に自由のために戦ったアーティストたちが,現在の新自由主義のポーランドにおいて,消費者の視点を持ち得るデザイナーへと変化した様を,ポスターや雑誌,新聞,書籍,パッケージ,ロゴなどのデザイン展示を中心に,レクチャーやフィルム上映などさまざまなプログラムで紹介する。

[会期]
2011年10月14日(金)- 10月23日(日)
12:00 -20:00
会期中無休
入場無料

[会場・問合せ先]
CLASKA The 8th Gallery
〒152- 0001
東京都目黒区中央町1- 3 -18 8F
Tel:03 - 5773 - 9667

[主催]
ポーランド実用グラフィックデザイナー協会(STGU)

公式情報

デザインプロジェクト「DESIGNEAST 02」

「DESIGNEAST」は,"デザインの状況をデザインすること"を目的として,世界の東(EAST)に位置する大阪で,2009年から始動したデザインプロジェクト。5人の若手デザイナー,建築家,研究者,編集者が中心となって,年に1度3日間開催されています。3回目となる今年のテーマは「周縁と中心」。作り手に対して使い手が受け身になるのではなく,互いが共同・協力し合って形にする,そんなデザインのあり方を意識し,"周縁と中心をつなぐこと"を考える場となります。グラフィック,プロダクト,ファッション,建築など,さまざまなジャンルで活躍するゲストを招いたトークセッション,デザイナーによるプロダクトをその場でつくれるワークショップ,貴重な映像作品の上映,デザイン&ブックショップほか,多彩なイベントを開催。ゲストと来場者という垣根を越え,参加者全員でデザインを語らい,楽しめる3日間です。

【会期】
2011年9月23日(金・祝)-25日(日)11:00-22:30

【会場】
名村造船所跡地[クリエイティブセンター大阪]
〒559-0011
大阪府大阪市住之江区北加賀屋4-1-55

【入場料】
一般 2000円/日,学生 1000円/日
Price-it-yourself(PIY)10000円〜/3日間(3ドリンク付き)

【主催】
DESIGNEAST 実行委員会

詳しくはDESIGNEASTウェブサイトをご覧ください。

服部一成講演会「デザインについて語るのはむずかしい」

服部さんのインパクトが強く,人間味あふれるデザインが
どのような思考と手法で生まれたのかなどが語られます。
主催は浅葉克己さんが会長を務める会「Zuan図案」。
今後の狙いといったこれまでにないお話も伺えるようです。
会場では作品集『服部一成グラフィックス』も販売します。

【日時】
10月1日(土)14時開演(約2時間)
入場受付は20分前より

【会場】
東京ミッドタウン・タワー5F
インターナショナル デザイン リエゾンセンター

【参加費】
Zuan図案会員1000円(学生会員半額),一般2000円

お申し込み方法など,詳しくはZuan図案ウェブサイトをご覧ください。


タイポグラフィの世界 第5回 「フォントの舞台裏」Ustream中継のお知らせ

『タイポグラフィの基礎』刊行記念連続セミナー
「タイポグラフィの世界」第5回
●フォントの舞台裏----デザインだけじゃない,タイプエンジニアたちの話

9月3日14:00より本セミナーの様子を以下のアドレスにてUstream中継いたします。なお再配信の予定はありません。(※本セミナーの聴講の募集は締め切られています)

http://www.ustream.tv/channel/idea-magazine


出演者
服部正貴(アドビシステムズ)
清水克真(モリサワフォント開発部)
狩野宏樹(イワタ)
安藤修(字游工房)

司会:
佐々木愛(大日本印刷秀英体開発室)

コーディネータ:
弓場太郎(デザイナー)

フォントはどのようにして作られているのか。文字がデザインされた後の工程をエンジニアの人たちに聞いてみたい。フォントの構造や仕組み,製作の裏話まで......,フォントを選ぶとき,使うときに,覚えておきたいホントの話。

会場.........阿佐ヶ谷美術専門学校422教室
日時.........2011年9月3日(土)午後2時より
公式サイト......http://www.visions.jp/b-typography/

『アイデア』348号お詫びと訂正

『アイデア』348号内におきまして以下の誤りがございました。関係者ならびに読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを,深くお詫び申しあげます。(最終更新:2011-08-11)

p. 135
インタビュー末尾「終ったらすぐ次をなんとかしなきゃという。それは辞める時まで続いてましたね。」という文章が重複しておりました。

p. 153
図版キャプション 1から4が間違っておりました。
正しくは下記の通りです。

1 「シベール」VOL.1,無気力プロダクション,1979/04/08,B5,オフセット
2 「シベール」VOL.2,無気力プロダクション,1979/07/27,B5,オフセット
3 「if Two」,グループif,1979/04/08,B5,オフセット
4 「if SPECIAL 1978/Winter」,グループif,1977/12/18,B5,オフセット

服部一成トークショー&サイン会

『服部一成グラフィックス』刊行記念
服部一成トークショー&サイン会
スタンダードブックストア心斎橋

広告・雑誌のアートディレクションや書籍の装丁,展覧会ポスターや告知物,ロゴタイプのデザインなど,幅広く活躍するグラフィックデザイナー・服部一成さんの仕事をまとめた作品集『服部一成グラフィックス』刊行を記念し,トークショー&サイン会を行います。「キユーピーハーフ」の広告や雑誌『流行通信』などの仕事,「旗」や「ケーキ」といった作品ポスター,作品集やdddギャラリー(大阪)で開催中の展覧会について,ご本人にお話いただきます。


【日時】
2011年8月27日(土)13:00~15:00(12:30開場)

【会場】
地下のカフェにて。料金1,000円(ドリンク付)

【受付方法】
・電話(06-6484-2239)
・来店(スタンダードブックストア心斎橋BFレジカウンター)
・メール(info@standardbookstore.com イベント名,名前,電話番号,人数を明記)


【展覧会情報】
「服部一成二千十一年夏大阪」展
dddギャラリー

「KAZUNARI HATTORI here and there GRAPHICS」展
Center for COSMIC WONDER

いずれも2011年9月2日(金)まで開催


【プロフィール】
服部一成(はっとりかずなり)
グラフィックデザイナー,アートディレクター。1964年東京生まれ。1988年東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。ライトパブリシティを経て2001年よりフリーランス。おもな仕事は「キユーピーハーフ」,JR東日本などの広告,雑誌『真夜中』『流行通信』『here and there』のアートディレクション,「三菱一号館美術館」「ユトレヒト」などのロゴタイプ,美術展ポスター・告知物のデザイン,ブックデザインなど。
主な展覧会は「服部一成展 視覚伝達」(2007/ギャラリー5610),「仲條服部八丁目心中」(仲條正義と二人展,2009/クリエイションギャラリーG8),「服部一成二千十年十一月』(2010/ギンザ・グラフィック・ギャラリー)など。
東京ADC賞,第6回亀倉雄策賞,原弘賞,東京TDCグランプリなどを受賞。