『アイデア』348号内におきまして以下の誤りがございました。関係者ならびに読者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを,深くお詫び申しあげます。(最終更新:2011-08-11)
p. 135
インタビュー末尾「終ったらすぐ次をなんとかしなきゃという。それは辞める時まで続いてましたね。」という文章が重複しておりました。
p. 153
図版キャプション 1から4が間違っておりました。
正しくは下記の通りです。
1 「シベール」VOL.1,無気力プロダクション,1979/04/08,B5,オフセット
2 「シベール」VOL.2,無気力プロダクション,1979/07/27,B5,オフセット
3 「if Two」,グループif,1979/04/08,B5,オフセット
4 「if SPECIAL 1978/Winter」,グループif,1977/12/18,B5,オフセット
Groovin' High.TVにて公開中の「UK POP CULTUREの現在」Vol.2からVol.5の4回にわたって,ジョン・ワーウィッカーがtomatoの歴史や思想について語っています。日本語字幕付きです。
http://www.groovinhigh.tv/video/ukpop002
http://www.groovinhigh.tv/video/ukpop003
http://www.groovinhigh.tv/video/ukpop004
http://www.groovinhigh.tv/video/ukpop005
トマトは,これまでの考え方では別個の分野と考えられる分野──映画製作,タイポグラフィ,デザイン(環境デザイン,グラフィックデザイン,立体デザインなど),音楽,絵画,著述,ニューメディア,彫刻など──を同時にこなしている新しい形のスタジオだと考えている人が多いが,これは間違いである。これらの分野の活動はほんのこの30〜40年の間に細分化されたもので,バウハウスなどの団体やモホリ-ナギなどのアーティストはさまざまな文脈でアイディアや造形を表現していたのだ。
●はじめに
「トマト」は1991年にロンドンで結成されて以来,国内外に強い影響力を発揮している重要な創作集団です。メンバーには人気テクノバンド「アンダーワールド」も所属しており,グラフィック,映像,プロダクト,空間,音楽,執筆をはじめとする多分野で活動を続けています。
この特集はトマトの創設メンバーのひとりで,その思想形成に大きな影響を与えているジョン・ワーウィッカーが自身の創造哲学をトマト,アンダーワールド,その他の関連プロジェクトとともにまとめた,彼の言葉を借りれば「断片の積み重なり」です。
これらの断片は詩的なタイポグラフィとグラフィックの構成を通じて,トマトとその活動におけるもののとらえ方や制作への態度を,言葉だけではなくひとつの全体的な体験として読者に提示するものです。
スタイルや様式ではない,西欧のデザイン思想のひとつの現在形がここに記述されています。情報の質と構造がおおきく変化している同時代で,デザインを考えるためのひとつの哲学です。
本特集は現代におけるデザインのひとつのとらえかたであるとともに,読者のさらなる読み方に開かれてもいます。ここではとくに日本の読者にむけて,いくつかの補助線を引いてみたいと思います。