IDEA magazine362
2014/1
現代フランスのデザイナーたち


《特集1》グラフィックデザインの詩学―現代フランスのデザイナーたち
エルモ,エカトル,フレデリック・テシュナー,シャルル・マゼ & コリン・ソニエ,ドヴァランス
ピエール・フォシュの仕事

ドイツやスイスに比べ,傍流的な見方をされてきた戦後フランスのグラフィックデザインは,アートやファッション,文学の系譜などさまざまな流れを組み込み つつ,文化的な文脈と固有の産業構造を形成してきた。本特集では,それらの領域を横断し,現代と歴史をつなぎあわせながら自らの言葉を語り発進していく, フランスの若きデザイナーたちの仕事を紹介。戦後フランスのブックデザインに大きな足跡を残したピエール・フォシュの仕事とともに,独自に発展を遂げたグ ラフィックを誌上に展開する。
《特集2「タイポジャンチ2013」レポート:スーパーテクストについてのスーパーテクスト
日本、韓国、中国の三国はそれぞれのアイデンティティを模索しながら,西洋のデザインへの対向軸として東アジアのデザイン的連帯をはかってきた。その代表 例のひとつといえるソウル国際タイポグラフィ・ビエンナーレ「タイポジャンチ」は三回目を迎えた今年,地域的にもタイポグラフィの解釈をも押し広げ,新た な可能性をはらんだものとなった。ディレクターのチェ・ソンミンのインタビューを軸に,作品紹介を通じてレポートする。
〈連載〉道しるべ;トポグラフィック的思考へ 第1回

展覧会レビュー
菊地敦己展「Creation Is Free. Production Needs Fee.」
長嶋りかこ展「Between human and nature」
ヤン・チヒョルト展「永遠に新しきもの―ヤン・チヒョルトの弁証法」

フォント時評:Metro Nova
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《特集》グラフィックデザインの詩学 現代フランスのデザイナーたち
協力:アレクサンドル・ディモ

イントロダクション
ヴィクトール・ゲゴン「光はもっと(+,それとも少なく(-)あるべきか」

エルモ
ピエール=イヴ・カシャルド「Helmo,あるいは拡張現実」

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エカトル
文:ハンナ・アルケマ

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フレデリック・テシュナー
文:エティエンヌ・ベルナール

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シャルル・マゼ & コリン・ソニエ
文:ジレ・ロフィノ

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ドヴァランス
文:ヴィクトール・ゲゴン「書物という尺度」

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ピエール・フォシュの仕事
「欲望の線について:ピエール・フォシュについての覚書」
文:カトリーヌ・ギラール 翻訳:小田部麻利子

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《特集》タイポジャンチ2013
「タイポジャンチ2013」レポート:スーパーテクストについてのスーパーテクスト
構成・文:後藤哲也
翻訳:ダンカン・ブラザトン,後藤哲也,キム・ミンヨン
写真:キム・キョンテ,イム・ハッキョン,ナム・キヨン
デザイン:Table Union

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〈連載〉道しるべ;トポグラフィック的思考へ 第1回
構成・デザイン:ジョン・ワーウィッカー(tomato) 日本語組版:白井敬尚

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展覧会レビュー
菊地敦己展「Creation Is Free. Production Needs Fee.」
長嶋りかこ展「Between human and nature」
文・デザイン:須山悠里

ヤン・チヒョルト展
「永遠に新しきもの―ヤン・チヒョルトの弁証法」
文:古賀稔章

フォント時評:Metro Nova
文:大曲都市

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