2019.01.25
イメージコレクター・杉浦非水展


杉浦非水(1876-1965)は,日本のグラフィックデザインの創成期に重要な役割を果たした図案家の一人として知られています。当館では非水のご遺族から1997年に一括寄贈されたポスター,絵はがき,原画など700点以上にのぼる作品を所蔵しています。
本展では非水の代表作である三越のためのポスターをはじめ,数多く手がけた雑誌の表紙デザインや装丁の仕事,身近な動植物を描いたスケッチなどを展示し,19年ぶりに当館の非水コレクションを一堂にご紹介します。
さらに今回は,非水が手元に残した海外の雑誌やスクラップブック,非水が撮影した16mmフィルムの映像など,貴重な旧蔵資料も初公開します。非水が何に関心を持ち,何を集めていたのか,図案の創作にいたるまでのプロセスと「イメージの収集家」という側面に焦点をあて,非水の多彩な活動を改めて検証します。

会場:東京国立近代美術館本館2階ギャラリー4
会期:前期 2019年2月9日(土)- 4月7日(日)
   後期 2019年4月10日(水)- 5月26日(日)
時間:10:00-17:00(金曜・土曜は20時まで)※入館は閉館30分前まで
休館:月曜日(2月11日,3月25日,4月1日,4月29日,5月6日は開館),2月12日(火),4月9日(火)※本展のみ,5月7日(火)

料金:一般500円(400円),大学生250円(200円)
*( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
*高校生以下および18歳未満,65歳以上,キャンパスメンバーズ,「MOMATパスポート」をお持ちの方,友の会・賛助会会員,MOMAT支援サークルパートナー企業(同伴者1名迄。シルバー会員は本人のみ),障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
*それぞれ入館の際,学生証,運転免許証等の年齢の分かるもの,会員証,障害者手帳等をご提示ください。

5時から割引(金曜・土曜):一般300円,大学生150円 
*本展の観覧料で,入館当日に限り,所蔵作品展「MOMATコレクション」(4-2F)もご観覧いただけます。

無料観覧日:2月24日(日),3月3日(日),4月7日(日),5月5日(日),5月18日(土)(国際博物館の日)※ 2月24日(日)は天皇陛下御在位30年を記念して入館無料です。


略歴
1876年 愛媛県松山市に生まれる。
1901年3月 東京美術学校(現・東京藝術大学)卒業。
1925年 ポスター研究団体「七人社」創立。
1927年7月 ポスター研究雑誌『アフィッシュ』創刊。
1929年10月 帝国美術学校教授工芸科図案科長に就任。
1935年 帝国美術学校を辞任。多摩帝国美術学校(現・多摩美術大学)創設に参加し,同校校長および図案科主任教授を兼任。
1965年8月18日死去。


ギャラリートーク
2月22日(金)
「杉浦非水の目と思考––旧蔵資料から見る」
長井健氏(愛媛県美術館 学芸グループ担当係長・専門学芸員)

4月19日(金)
「杉浦非水と戦前日本の小型映画」
冨田美香氏(国立映画アーカイブ 主任研究員)

※ 各日とも18時から2階ギャラリー4にて,申込不要・参加無料(要観覧券)

展覧会公式サイト