松本タイポグラフィセミナー「書物と活字」シリーズ第五回

松本タイポグラフィ研究会が主催するセミナー「書物と活字」シリーズ第5回として,グラフィックデザイナー・装丁家の平野甲賀による「すべては文字の中」が開催される。また,セミナー終了後には講師も参加する懇親会も実施。セミナー参加者は申し込みをすれば誰でも参加することができる。

講師:平野甲賀(グラフィックデザイナー・装丁家)
日時
:2019年8月24日(火)14:00−17:00
会場:上土(あげつち)劇場 アクセス
定員:200名(要予約・定員に達し次第締め切り)
参加費:一般2,700円,学生2,200円 *事前支払い(銀行振込)
申込期間:2019年6月24日(月)17:00– *定員に達し次第締め切り
ハッシュタグ:#mtypo05

【懇親会】
定員:90名 *要事前申込・定員になり次第締め切り
時間:18:00~20:00予定。
会費:4,000円(事前支払い)
会場:凡蔵 アクセス

お申し込み・詳細はこちら

平野甲賀(ひらの・こうが)
グラフィックデザイナー,装丁家。1938年,京城(現ソウル)に生まれる。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン科卒業。高島屋宣伝部,京王百貨店宣伝部を経て,その後フリーデザイナーとなる。この頃,津野海太郎と出会う。1964年より,晶文社の装丁のほとんどを手がけ,同社のイメージを定着させた。1973年,雑誌「WonderLand」(誌名は第三号から「宝島」に改名)創刊に参加。1978年,「水牛通信」発行に参加。この頃,高橋悠治ら「水牛楽団」の活動に参加。1984年,木下順二著『本郷』(1983年,講談社刊)の装丁で「講談社出版文化賞 ブックデザイン賞」受賞。1992年より,装丁をリトグラフに再生した個展「文字の力」を内外で展開。1997年,雑誌「本とコンピュータ」にアートディレクターとして参加(–2001年)。2005年,シアターイワト設立。2007年,デジタルフォント「コウガグロテスク06」発売。2013年,武蔵野美術大学美術館で「平野甲賀の仕事展」開催。2014年,小豆島へ移住。2016年–17年,「台湾――上海平野甲賀展」。2017年–18年,京都dddギャラリー・銀座gggギャラリー巡回展「平野甲賀と晶文社展」。2019年,高松北浜アリーブックマルテ主宰「マルテの学校文字の授業」開催。現在,高松市在住。