IDEA magazine321
2007/3
ヤン・チヒョルトの仕事


特集:ヤン・チヒョルトの仕事Prologue: JT Resuscitation 写真構成:白井敬尚チヒョルトの仕事と生涯 構成・文:室賀清徳チヒョルト年譜ヤン・チヒョルトの仕事習作・初期作品/新しいタイポグラフィ/タイポグラフィック・ポスター/書籍タイポグラフィにおける人文主義の復興へ/ペンギンブックスのデザイン改良/執筆と出版/ロッシュ製薬の印刷デザイン/活字書体サボンの設計/東洋への関心/その他特別寄稿:ロビン・キンロス/クリストファー・バーク/マーティン・F・ル・コルト&アルストン・W・パービス/リチャード・B・ダブルデイ/ヨスト・ホフリ/アレグザンダー・L・ビエリ/ジャン=フランソワ・ポルシェ/クリストファー・バーク/山本太郎/ジョン・D・ベリーチヒョルト「紙面と版面の明晰なプロポーション」訳:武村知子別冊付録:チヒョルト「&記号の変遷」訳:武村知子著作文献リスト

特集:ヤン・チヒョルトの仕事
歴史の地平を越え,すべてのデザイナーに贈る待望の総特集,堂々完成。・モダン・タイポグラフィの巨星のなかでも最重要人物の一人,ヤン・チヒョルト。彼 は20世紀を通じて起こった社会,政治,技術の変動全体を目の当たりにし,イデオロギーの狭間で自身の呼び名をヨハネス,イワン,ヤンと変え,ドイツから スイス,イギリス,そしてまたスイスへと活動の場を移した。この変遷は彼の方法論とタイポグラフィの変化と深くリンクしている。本特集では,青年期の習作「新 しいタイポグラフィ」の時代,伝統的書籍タイポグラフィへの転換,そしてペンギンブックスでの仕事,製薬会社ロシュ社での仕事までチヒョルトの活動の全体 像を豊富なヴィジュアルで俯瞰。執筆陣にはロビン・キンロス,クリストファ・バーク,ヨスト・ホフリ,リチャード・ダブルデイほか一流の研究者を迎え,最 新の研究成果を収録。さらにチヒョルト自身の代表的論考である「紙面と版面の明晰なプロポーション」を邦訳初掲載。別冊付録として,チヒョルトが「&」記 号の歴史的な形態変化を豊富な図版と共に論じたエレガントな冊子『&記号の変遷』日本語版がオリジナルの雰囲気そのままで付いてくる。現地取材による未発表原稿や写真類,詳細な文献リスト,年表など資料類も充実。約250頁の大ボリュームで伝える,巨人ヤン・チヒョルトの全体像と現在形。

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【ヤン・チヒョルトの仕事】
I 習作・初期作品[ライプツィヒ 1902-26]
II 新しいタイポグラフィ[ベルリン 1926,ミュンヘン 1926-33]
III タイポグラフィック・ポスター[ミュンヘン 1926-33]
IV 書籍タイポグラフィにおける人文主義の復興へ[バーゼル 1933-46,50-67,ベルツォナ 1967-74]
V ペンギンブックスのデザイン改良[ロンドン 1947-49]
VI 執筆と出版
VII ロッシュ製薬の印刷デザイン
VIII 活字書体サボンの設計
IX 東洋への関心
X その他 (p.196 特別寄稿:バウマン&バウマン)

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【特別寄稿】ロビン・キンロス「デザイナーそして独断家」 クリストファー・バーク「ヤン・チヒョルトとサンセリフ体」マーティン・F・ル・コルト&アルストン・W・パービス「チヒョルトとアヴァンギャルドのポス ター」リチャード・B・ダブルデイ「ペンギンブックスでのチヒョルト—-古典書籍デザインの再生」ヨスト・ホフリ「ヤン・チヒョルトの仕事と個性,そ の没後の受容をめぐって」アレグザンダー・L・ビエリ「ヤン・チヒョルトとロシュ社—-完全性への執着」ジャン=フランソワ・ポルシェ「Sabon Nextプロジェクトに関わって」クリストファー・バーク「チヒョルトの東方へのまなざし」山本太郎「ヤン・チヒョルトとマックス・ビルとの論争について 考える」ジョン・D・ベリー「正しく行うために—-大量生産時代における質の追求【翻訳】チヒョルト「紙面と版面の明晰なプロポーション」訳:武村知子【別冊付録】チヒョルト「&記号の変遷」訳:武村知子

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